大人の空間。
2014年 04月 20日
下北時代に足繁く通ったお店。
芸を生業とする方々も御見掛けする、下北の老舗居酒屋。
妻が武蔵野方面へ出掛けたので、思い立って待ち合わせて伺った。
何年振りだろうか。
店内は煩い若者は皆無で、大人の客層。
ご主人と板さんのコンビも、当時のまま。
なんとも懐かしい空気が漂い、我が家に戻った様な錯覚に陥る。
焼き油揚げ。
此処と言えば、これ。
最高の酒肴であり、ワシらの酒肴の原点。
焼いたお揚げに、たっぷりの葱を載せ、七味と醤油で戴くしあわせ。
鴨の治部煮。
甘い出汁だが、兎も角、鴨肉が美味しい。
鴨好きのワシらの琴線に触れるひと皿。
次回は山葵焼きも戴かねば。
蕗とジャコの和え物。
白胡麻が良い感じで利いてます。
まさに、程好い、箸休め。
玉子トマト炒メ。
汁けが多くてイメージと違ったけど、これはこれで美味しい。
これ戴くと、あの映画を思い出す。
藤竜也の往年を知るだけに、この映画で見せた枯れた演技は、なんとも味わい深い。
じゃが芋とベーコンのハラペーニョ炒メ。
これも嵌ったひと皿。
辛過ぎず、でも、偶に爆弾あったりで。
三位一体。
牛すじ煮こみ。
呑み足りず、追加したアテ。
味噌でなく、筑前煮っぽい風味。
このあとの七味大量投入は、いわずもがな。
ご馳走様でした。
ずっと伺わなかったことを、激しく後悔。
日曜休みが難点なんだよなあ。
でも、これからは万障繰り合わせて、駆けつけます。
by alull
| 2014-04-20 23:11
| 美味礼讃(下北沢)