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地獄耳。

 行列で本命の店を断念したものの、腹は減り、喉は乾く訳で。
彼方此方思い当たる店を廻れど、どこも行列ばかり。
返す返すも城下町の老舗は違うのだなと感嘆。

 繁華街から駅近まで戻ってきて落ち着いたのが、ランチ営業の居酒屋さん。
魚料理が中心で、焼き魚・刺身・煮付けの定食がある一方、
トンカツやステーキとかもあったりして、多種多様な品揃え。
夜の酒肴も単品で注文可能らしく、献立を吟味して注文したが以下の品々。

 刺身と天婦羅の盛り合わせはネタが全て一切れずつ。
これでは取分けが大変難しい。お味はまずまずなので、好転戴ければ。

 さて、此方で驚かされたのが、板長サンの「耳の良さ」。
ワシらが座ったのはテーブル席で、カウンター厨房との距離は二間くらいか。
調理仕込みの音や、他のお客さんの会話で相応に賑やかなのに、
献立にあったグラタンに食指が動く言葉を発したら、
隣の助手の板さんに「おい、べシャメールソース、あったかな」と。

 えええ。
偶然かと思ったが、天婦羅に食指が動いたときに「おい、海老まだ残ってるか」と。

 確信した。
この板長、間違いなく”地獄耳”の持ち主。
耳の良さは、手際の良さに繋がる。
やりますな、板長サン。思わず二人で唸った次第。



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by alull | 2015-01-04 23:54 | 美味礼讃(箱根/小田原)